タオルのお手入れ方法

HOW TO CARE

タオルは植物を原料とした天然繊維でできています。
ASiTAのタオルは、普通にお使いいただくだけで「心地よさが続く」ところが一番の特徴ではありますが、その風合いの良さをさらに長く維持するために、お洗濯のお水の量や洗剤の種類、干し方、使い方を少しこだわっていただくことをおすすめしています。
なおこちらでご紹介するお手入れ方法は、全てのタオルに共通する一般的に有効な方法となります。毎日この方法は大変という場合は、タオルがヘタってきたと感じた場合にお試しいただくのでも良いかと思います。
最後の最後はカットしてダスターとして使い切っていただくところまで、長くみなさまのもとでタオルが活躍してくれることを願ってお届けしています。


  • 1:お洗濯の水量について

    繊維の汚れを落とすには、洗剤の量や質よりもなによりも「水の量」が重要です。
    水の中で洗濯物がゆったりと泳ぐくらいの、多めの水量で洗ってください。
    ドラム式洗濯機はもともと節水型ですので、水量指定ができず洗濯物の重さで勝手に水量を判断される洗濯機の場合、タオルを風呂の残り湯(入浴剤など入っていない)などにジャボンとつけてから洗濯機に入れると、水分量が増えて良いです。あらかじめ繊維を保湿してあげることで傷みにくくなります。

  • 2:柔軟剤について

    柔軟剤を使うとしっとりとした風合いになりますが、コットンは天然繊維ですから柔軟剤の油分をぐんぐん吸ってしまい、繊維が油分でコーティングされてしまうことで吸水性が落ちてしまいます。お洗濯のたびに柔軟剤を使ってしまうと、その油分がどんどん蓄積され、結果的に水を吸わないタオルに育ってしまいます。
    また、タオルの黒ずみや臭いの原因のほとんどがその蓄積された油分によるものです。柔軟剤の強力な香り付けは、洗濯臭を消してくれるように感じますが、実際には上書きされているに過ぎないことが多いためご注意ください。
    一番良いのは「タオルにおいては柔軟剤を使わないこと」ですが、長く使い込んだタオルで、どうしてもゴワゴワが気になる場合にのみ、少なめの量でお使いいただくのが良いでしょう。

  • 3:洗剤について

    ◎合成洗剤をお使いの場合
    蛍光増白剤が入った洗剤を使用すると、タオルの色がじわじわとくすんで退色してしまいますのでご注意ください。
    柔軟剤入りの洗剤もお控えください。汚れを「落とす」ための洗剤に、油分を「加える」という逆の作用が同時に行われること自体が不自然であり、洗剤は「汚れを落とす」ことに専念されたものをおすすめします。

    ◎石けん系洗剤をお使いの場合
    純石けん成分が高いものは石鹸カスが残る場合がありますので、すすぎをしっかりとおこなってください。
    石けん洗剤にはもともと天然の柔軟成分である「グリセリン」が入っていますので、柔軟剤を使用しなくてもしっとりやわらかな風合いに仕上がります。
    また石けんはアルカリ性なので洗浄力も高く、特に皮脂汚れなど人の油汚れは合成洗剤よりも落ちると言われています。そして石けん自体が天然成分なので、海や川に流れても分解されやすい点でもおすすめです。

  • 4:干し方について

    ◎自然乾燥の場合
    コットンは天然繊維なので、強い日差しに長時間当て続けると繊維が痛んでしまいます。ひさしのある風通しの良い屋外での「日陰干し」をおすすめします。
    また室内干しの場合は、サーキュレーターで常時風を当てることで乾きやすくなり、部屋干し臭の改善にもなります。
    屋外干しでも部屋干しでも共通しておすすめなのが、「脱水後にしっかりとタオルをフリ捌く」ことです。
    タオルを織りの方向(パイルの流れ)から逆に向けて、両サイドを持ってしっかりパイルが立ち上がるまでバタバタと振ります。こうすることで、脱水でベタっと潰れてしまったパイルを逆立てることができ、ボリュームが復活します。

    ◎乾燥機をお使いの場合
    乾燥機のなかでタオルがゆったりと泳ぎ回るくらいの余裕を持って乾かしていただくと、パイルがふっくら立ち上がります。
    またドラム式洗濯機で洗った場合は、自然乾燥は避け、乾燥までそのまま実行することをおすすめします。ドラム式洗濯機は「たたきつけ洗い」が主流ですので、脱水後にはかなり繊維がつぶされてしまいます。手でフリ捌くくらいではなかなか復活しづらいため、乾燥機の強力な風力でしっかりとパイルを立ち上がらせて復活させてください。

  • 5:ゴワゴワタオルの復活方法

    柔軟剤の多用による黒ずみや臭い、ゴワゴワ感は、完全に改善することは難しいですが、以下の方法でかなり復活しますのでお試しください。
    ・大きめの鍋でたっぷりのお湯を沸かし、火を止めてからタオルをつけ込みます。
    ・割り箸等でタオルをゆらゆらと優しく揺らし、繊維に染み込んだ汚れや洗剤・柔軟剤の油分を取り除き、そのまま15分程度つけ込んでおきます。
    ・たっぷりの水量+石けん系洗剤で普段より多めのすすぎをし、コインランドリーの乾燥機に入れて8-9割乾燥させます。(過乾燥しないように)

    コインランドリーの乾燥機は一般的なご家庭の乾燥機と違い容量が大きく、高温の風を強い出力で放出し、洗濯物が内部で回転しながらまんべんなく乾燥されるため繊維がよりふっくらと立ち上がります。また家庭用乾燥機よりも除菌や殺菌効果が高いので、臭いの原因となる菌を死滅させることができるためおすすめですが、ご自宅の乾燥機をお使いの場合は、槽内にぎゅうぎゅうに詰め込まず、ゆったりと風に舞うように乾かしてみてください。

  • 6:気になる臭いの原因と対策

    繰り返しになりますが、ほとんどのタオルの臭いの原因は「柔軟剤の多用」が原因です。
    柔軟剤の一見爽やかに感じる香りが、日々蓄積されることで「臭い」に変化しますので、タオルにおいては「(汚れや臭いを)落とす」ことだけを考えていただき、「(香りを)つける」ことをしないのが一番の対策となります。


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